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内側のエイジング 〜筋力の低下〜 |
筋力の衰えはまず下半身に現れます。年を重ねると膝や腰の痛みが出やすくなりますが、これは足腰の筋力が低下しているというのも理由のひとつです。
足腰が弱ると転んで怪我をしやすいばかりか、筋力のある人よりも骨粗しょう症になりやすいため、若いうちから筋力をつけることが大切です。 もう少し美容的な観点から見ますと、筋力の低下によって脚のラインが悪くなっている女性が多くいらっしゃいます。太ももの内側にある内転筋の力が低下しているので、立ったり歩いたりする時、外側の筋肉ばかりに重心がかかるようになります。この状態が続くと脚はO脚になります。 また、腹筋が一回も出来ないという方がいらっしゃいますが、腹筋が弱いと排便の時にいきむ力がないため便秘になり、内臓を支える壁としての役割も果たせないため下腹がぽっこりとたるみます。
一方、継続して筋力トレーニングを行うと血流がよくなるため代謝が活発になります。代謝の中でも、とくに心臓や肺を動かすことで自然とカロリーを消費することを基礎代謝といいますが、筋力がアップすると基礎代謝もアップするため体脂肪が燃焼します。基礎代謝は運動をしていない時でも寝ている時でも行われているため、食事制限だけのダイエットより効率よく体脂肪を落とすことができるのです。
柔軟性の低下の項目でも触れていますが、毛細血管に血液を送るための筋肉ポンプがスムーズに働くようになり、特に脚の筋力強化で冷え性の改善が期待できます。
更にトレーニングによって成長ホルモンの分泌が盛んになります。成長ホルモンは運動後と睡眠中に最も多く分泌されるという特徴がありますので、スポーツをしている人は実年齢より若く見える人が多いのです。 |
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