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内側のエイジング 〜柔軟性の低下〜

日常生活において、柔軟性がないことで不都合を感じることはあまりないでしょう。
しかし、柔軟性の低下は意外に身近な不快症状の原因となっていることが多いのです。柔軟性がないということは、つまり関節を動かす時に必要な筋肉・靭帯・腱が 凝り固まり伸縮性を失っているということです。
パソコンの画面やデスクワークに集中している時、自分では力を抜いているつもりでも、実際は姿勢を維持するため筋肉が常に収縮しています。筋肉が常に収縮していると疲労物質(注1)が蓄積され、肩や腰に痛みを感じます。階段を上りきった後、脚に痛みを感じることがありますが、これも筋肉の中に疲労物質がたまるからです。

通常、柔軟性の低下疲労物質は筋肉の中を走っている毛細血管の血流にのって運び出され、排泄されます。しかし、筋肉が常に縮んでいる状態では毛細血管が圧迫されて血流が悪くなるため、疲労物質が排泄されません。
そして慢性的な筋肉疲労となり、頭痛・肩こり・腰痛・ひざの痛みの原因となるのです。
また、血液は心臓のポンプ力で体の隅ずみに行き渡りますが、毛細血管の中までは心臓のポンプ力が到達しません。
その代わり、筋肉を伸縮させることで生じる筋肉ポンプの力によって、毛細血管に血液を行きわたらせています。

しかし、柔軟性がないと筋肉ポンプがうまく働かないため、どんなに外側から温めても足の指先が冷えたりする「冷え性」になるのです。さらに血液の循環がスムーズでないと老廃物の排出が滞り、関節の可動域が狭いとちょっとしたことですぐにつまずいたり、怪我をしたりします。
柔軟性を高めるためには、ヨガ・ピラティス・ストレッチなどを毎日少しずつでも継続して行なうことが大切です。
しかしストレッチをしてもすぐには体が柔軟にならず、また、成果を実感しにくいため飽きてしまうことも多いでしょう。

ですから、まずは仕事の合間に肩や首を回したり、ウェストをひねったりするなど椅子に座ったまま簡単に出来るストレッチを行いましょう。それだけでも筋肉が伸び、気持ちが良いものです。


(注1)これまで、筋肉に蓄積される「乳酸」が疲労物質の正体だというのが定説でしたが、近年の研究により乳酸以外に原因があるのではないかと考えられています。

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